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飛騨地方では昔から年末の餅搗き時に白、ピンク、白と花餅を木の枝につけて生花の無い冬に彩りを添えたものです。そうして、月遅れの雛節句(四月三日)のころに床に花餅を打ちつけて、こわれた餅を集めて油で揚げ、ひなあられにしたものです。
然し、花餅の由来は冷害等で米の収穫の少ない農家が豊穣を祈念して利年が豊作である様に願望を込めて木の枝を稲穂に見たてて飾りつけたことが由来と思われます。それだけに木の株は春木山(薪)を切るときに吟味し、大株で枝(稲穂)が多いものを切り倒して花餅株を想定した様です。
このごろでは余り米も重要視しなくなり、商家等で飾り物、又は置き物として一年中飾る様になりました。従って、一般家庭で花餅飾りを作る人が少なくなり、朝市で買って来る人が多いとか・・・。
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